斎藤さんの投資ブログ

斎藤さん(20代)の株式投資ブログ

日経平均は六連騰!!買いのタイミングはいつ来るの?

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(・∀・)vYeah,Yeah, Yeah, Yeah !!!

 

日経平均は続伸、買いのタイミングがなくて投資家は困惑か?

日本株が火を吹くように上昇しています。9月21日の日経平均は6連騰で前日比195円高、23869円で取引を終了しました。

 

 

あまりの上昇速度に、買いのタイミングが掴めない投資家が多いと思います。今や日経平均は年初来高値まで250円余りという水準まで上昇し、売りポジションの買い戻しが更なる買い戻しを誘う状況です。

 

 

 

ドル円レートの安定的な推移や、米国の株高、貿易問題のニュースに対する株価の不感症に加え、イベントをこなすことによるリスク要因の消化など、株価の支援材料は多そうです。

 

 

・買いのタイミングはいつ来るの??

日本株(米株もそうですが)が余りにも急激に上がるため、今回は来週以降価値のある情報となりうる、日本株の”調整”局面=押し目、について考えていこうと思います。

 

 

 

 

これまでブログで書いてきた通り、買いが買いを呼ぶ今の相場では、下げ局面は非常に貴重な買い場になります。よって「当面は上げ相場」という云わば”当たり前”の主張はここでは封印し、あえて”下げのタイミング”という大変難しい問題を考えたいと思います。あえてね。

 

 

・米長期金利の上昇をきっかけに調整する局面はあるか?

米国の長期金利(10年債金利)は世界中の投資家が注目する指標です。基本的に市場がリスクオンに傾くと、債権よりも株が好まれるため、債権売り株買いの取引を通じて株と金利が同時に上昇します。まさに足元のマーケットと同じ状況です。

 

 

 

 

 

しかし、金利は上昇しすぎると株価にネガティブです。金利が上昇することで債権の魅力が高まったり、金利上昇で株価のバリュエーションが許容できなくなるとか云われています。今年一月の調整局面が始まったのも、背景には米金利の上昇懸念があります。

 

 

 

足元のマーケットではこの米長期金利が急上昇しているため、これを意識して株価の調整が起きる可能性は否定できません。ただし、長期金利の節目として考えられるのは今年5月の3.12ぐらいしかありません。来週辺りまでに米長期金利が上昇し、この水準に達したタイミングで株価が調整しなければ、次の調整は今年の一月のような比較的長い調整になりうるため、来週が押し目をつけてくれればラッキーといえるでしょう。

 

 

・テクニカル的な短期の押し目は期待できるか?

移動平均線は代表的なテクニカル指標のひとつで過去数日~数ヵ月間の株価を平均した値を繋げた線です。このテクニカル指標は株価のトレンドを見るために頻繁に使われます。移動平均線が上向いていればトレンドは上昇基調、下向いていれば下落基調という具合です。

 

 

 

 

 

さらにこの指標が便利なのは、現在の株価がこの移動平均線からどれぐらい解離しているのか、という視点から、株価の過熱感を測ることができる点です。短期の分析では短い期間で、長期の分析では長い期間をとれば、期間ごとの過熱感を測ることができます。

 

 

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短期移動平均線(緑)から短期調整局面を見分ける

 

 

さて足元の日経平均を見ると、短期の過熱感を見るための5日移動平線の解離率は1.37%程度となっています。株価が伸び悩んだ9月20日の前日には、瞬間的にこの解離率が3.1%を越えていたため、この数値をエントリーの目安にするのも良さそうです。来週中に5日移動平均解離率が3.1%付近に来た場合、翌日の株価が伸び悩む可能性があるため、翌日にエントリーを検討してみるのもひとつのシナリオとして考えたいところです。