陰線を２連続で引いた日経平均

3日の日経平均は反落し、前日比159円安の24110円で取引を終えました。またTOPIXは前日比1％以上の下落となるなど、日本株は全般に冴えない展開です。

業種別当落では段ボールの値上げの話が出ている紙パルプ、ディフェンシブの医薬、電ガス、精密？などが上昇率上位に入りました。

日経平均採用銘柄では、昭和電工や東海カーボンなどの市況系業種に加え、ホンダ、デンソー、三菱自動車などが売られています。

個人的には強気の見方を継続している上、昭和電工や東海カーボンなどは投資タイミングが来ているように感じます。まぁ感覚ですが、、、(笑)

今日はバリューが売られましたが、相場上昇局面ではバリューが一時的に好パフォーマンスを発揮する傾向があるため、やはりバリュー業種の押し目買いを優先したいところです。

足元の米長期金利は3％を越えた水準にあり、市場はリスクを選好している様子が見てとれます。米株の物色もダウ平均が中心で、貿易摩擦の着地点を見据えるような感があります。為替もドル、ユーロに対して円高傾向が進んでいるわけではないため、リスクオン継続と見るのが正しいでしょう。

3日のように下げた相場は、今後も良い押し目の機会を提供してくれると見ています。日経平均は2日連続で陰線を引きましたが、一旦相場のトレンドが上向いたなかで売り仕掛ける向きは少ないと考えられるため、気が早い利益確定の売り物をこなしながらの上昇トレンドとなるでしょう。