斎藤さんの投資ブログ

斎藤さん(20代)の株式投資ブログ

(祝)日経平均年初来高値奪還!!

9月28日の日経平均は反発し、323円高の24120円で取引を終えています。前日の米市場でユーロ安ドル高基調となったことを受けて円安ドル高が進行したことがラッキーでした。ドル円は103円台をあっさり上抜け、114円ードルを目指しています。

 

日本株市場もこの円安を好感して、日経平均は寄り付きから上げ幅を広げ、一時26年ぶりの高値となる24286円をつけました。SoftBankグループやソニー三菱ケミカルなどが大きく買いを集めました。

 

三菱ケミカル昭和電工などの総合ケミカル事業をやっている銘柄に資金が入っている辺りを見ると、市場がリスクオンの方向に向かっている様子が見てとれますね。

 

物色は経済指標の数字に素直に反応した模様

28日のマーケットは強気派にとって文句がつけにくい素晴らしいものでしたが、あえてケチを付けるとしたら、鉱工業生産に反応して電子部品・デバイス関連銘柄が軟調に推移したでしょうか。電子部品・デバイスの生産指数は8月時点の前月0.1%増から一転、8.8%減と大幅に下ぶれました。エコノミストの間では、相次ぐ自然災害の影響とする見方が多いものの、足元の弱い工作機械受注の外需の推移や、半導体メーカーの設備投資延期を考慮すると今後も注視する必要がありそうです。

 

株式市場ではこの統計を受けて、太陽誘電(6976)やTDK(6762)、ミネベアミツミ(6479)などの銘柄が売られる展開になりました。これだけマーケットが上がっている状況で売られるということは、マーケットは確かにこの経済指標を重視していると見ても良さそうです。

 

逆にいえば高所恐怖症の投資家が、弱い数字が出た鉱工業生産指数にかこつけて、これら銘柄のポジションを減らした可能性もあるでしょう。電子部品については消費者の手元で使われる部品も多く、5Gや自動車の電動化などのビジネス機会の広がりが長期的に期待できますので、過度な心配は必要ないと見ています。

 

最後に年初来高値を更新したので、これからの相場は徐々に旨味が細っていくことになります。強気継続で全く問題はないと見ていますが、下落の予兆を見つけることは”不可能”であるということを頭の片隅に入れておく必要があるでしょう。

 

 

( ´∀` )bグッドラック!!