ラケット破壊の何が悪い?ガンガン壊して素晴らしいプレーを見せてくれ!!
話題を提供してくれるテニスプレイヤー
最近テニスの報道が増えてきましたね。やはり大阪選手が全米オープンで優勝した効果でしょうが、メディアは勝ち続けなければ関心がなくなるので、これからが”熱狂の本番”になればよいと思っています。
さて全米オープンでは、大阪選手の活躍の脇でもうひとつ話題になったことがありました。そう、大阪選手と決勝を戦った、セリーナウィリアムズ選手の物議をかもしたあの態度です。具体的には
①イライラしてラケット破壊
②審判に文句
③審判に暴言?
④性差別問題を持ち出して審判を批判
等
です。しかも全米オープンと言う世界最高の大会の決勝で。そこで今回は、テニスの試合で良く見られる、ラケット破壊について考えてみます。
テニスプレーヤーが使うラケットは結構強靭な素材(航空宇宙産業で使われるグラファイトファイバーなど)でできているため、ラケットを破壊する選手は宇宙クラスのバカヂカラで破壊しているようです。まぁトッププレーヤーですからね。
実はテニスをテレビで見るときは、結構この「ラケット破壊」を楽しみに見ている時があります。だってちょっと面白いし、パフォーマンスみたいなもんだからね。もちろんお気に入りの選手がラケットを破壊しているのを見ると悲しくなりますが、それは別にラケットを破壊する行為に道徳的失望を感じるわけではなく、試合に負けそうであることをビジュアル的に理解してしまうからです。
ラケット破壊への批判を展開する人は、「プロとしてあるまじき行為」「子供に見られている」「道具を大切に」「マナー違反」とかいっていますが、何でそんな見方しかできないんですかね? 彼らはテニスの試合を、教育番組と勘違いしているとしか思えません。特にラケット破壊は、ゲームで劣勢に立っている選手がすることが多いため、あろうことか「負けそうだからって良くないと思う」とか言う主張すら出てくる始末ですよ。バカか?勝っている(優勢な)プレイヤーが唐突にラケット破壊したらそれこそ狂気だろ。むしろ劣勢の選手がラケットをボッコボコに破壊して、それから巻き返したら、それこそ最高のゲームじゃないか?それならグチャグチャになったラケットだっていい仕事したことになるじゃん。
よくラケット破壊を見て思うのは「この選手はここまで勝ちたかったんだろうな」ていう感心です。きっとそこまでステージを上がるために積んできた努力とか、払ってきた犠牲とか、力を発揮できない情けなさとかをラケットに叩きつけてるんでしょうね。そう考えると外野からワケわからん批判を展開する奴には呆れ果てる思いです。
まぁ何が言いたいかって、”テニス選手はラケットを破壊するべき”てことです。それでパフォーマンスがよくなるのならね。そして不快なブーイングに負けずに観客を楽しませてくれ!!
孤独に戦う破壊者達に幸あれ(o゚з゚o)