斎藤さんの投資ブログ

斎藤さん(20代)の株式投資ブログ

証券マンには神ワザが求められる

日本の証券会社の営業は、ほとんど詐欺のようなもので、顧客に対してベストな投資商品を提供することは99%ありません。逆に証券会社と営業マンにとってベストな投資商品を提供することは99%ぐらいの確率で起こります。基本的に証券営業は手数料ビジネスなので、顧客に売買してもらわなければなりません。しかし悪どいことに、証券会社の営業マンは手数料の高い投資商品を売り付けることで大きく手数料を稼ごうと目論みます。逆に見れば顧客は手数料をとられる立場なので、ほとんどの場合は投資しても儲かりません。

証券会社と顧客が双方儲けるためには、営業マンの神ワザが求められるのです。すなわち、
①値上がりする商品を買わせる
②手数料の高い商品を買わせる
③①、②を同時に行う
ということです。

しかし手数料が高いと必要な収益も大きくなるため、①、②の両立はほとんど不可能で、世間ではそのような行為を神ワザといいます。神業が可能な証券マンは証券営業などせず自分で売買すれば良いだけなので、結論としては証券営業マンのいうことを聞いても損をするだけという結論に落ち着きます。

なかには営業マンのいうままに取引して儲けた人がいるかもしれませんが、その人は限られた幸運な投資家なので、参考にするべきではありません。